2011年12月24日 (土)

洋古書、今年(2011年)の収穫

 

もう一つ年末までに書いておくべきことがあった。本年の洋古書の収穫である。1年間で買ったものを挙げる。これ以外はほとんど、買っていない(いつもながら、掘り出し物を狙って、リプリントをつかんだ等の失敗はある)。*はホーム・ページにアップしたもの。特に注記のない本は初版である。
・フリートウッド『CHRONICON  PRECIOSUM』(邦題不詳:第二版)1745年
*ネッケル『立法および穀物取引論』(第二版)1755年刊、署名入り自筆書簡付
・ポッスルスウェイト『英国の商業的利益』1757年、ただし1巻のみ
*ジョン・ロー『貨幣と商業』(第六版?)1760年
・グラスラン『富と租税に関する分析的試論』1767年
・ステュアート『経済の原理』1767年
・ゲール『第二論文 公信用の性質と原理』1784年
・アダム・スミス『国富論』(第6版)1791年
*コンドルセ『人間精神進歩史素描』1795年
・トンプソン(タムソン)『富の分配原理の探求』1824年
・マルサス『経済の諸定義』1827年
・J・S・ミル『経済学試論集』1844年
・A・ワルラス『社会的富の理論』1849年
・ジェヴォンズ『貨幣と交換機構』1875年
・ジェヴォンズ『科学の原理』1887年
 新しいところでは、
・ピグー『有神論の問題』1908年
・ヴィクセル『国民経済学講義』ドイツ版1913年、Ⅰ巻(これで全巻揃いとなる)
・ピグー『資本税及び戦時財産課税』1920年
・ラビングトン『景気循環』1922年
 その他サイン本少々。購入金額の半分は大物である、ステュアート『経済の原理』が占める。残りの本は安い出物しか買わなかったので、点数の割には出費は少なかった。自然と段々に稀覯本と古書価を覚え込むので、歳を取るのはコレクションにとっては悪くないのでは。

2011年12月23日 (金)

クロアチア・スロベニアの旅

 このブログは個人的な備忘録を兼ねているから、年末までに書き残したことを急いで付け加えねばならない。旅行の話である。今まで書かなかったことは、取り立てて書くほどの内容がないことになるが、記録しておかねば何時、何処へ行ったのかも必要な時に思い出せないので、記憶をたどりながら概要を記す。
 今のうちに行かないと、もう海外旅行に行けないよとの、妻の声に押されて行く気になった。五十肩(とうにその歳は過ぎたが、何回目かの五十肩である)で重い荷物を持てないので、ツアー旅行にすることとする。前回のトルコ・ツアーの印象が良かったので、ツアーもまたよしとする。9月ごろに言い出したので、紅葉が綺麗な所となり、クロアチアに決める。参加してみれば、我々は若い方で、70歳代の人がかくしゃくとして参加しておられる。次に多いのが定年後間もない年齢層の人である。
 10月15日から24日の10日間。旅程はミュンヘンに入り、スロベニアのブレットの湖を見、ヨーロッパ最大と云われるポストイナ鍾乳洞へ行く。次いでクロアチアに入り、クルカ国立公園を散策し、アドリア海のオパティア(避寒のリゾート地)、トローギル(ヴェネチィアの植民都市だった町)を巡り、ローマ帝国のディオクレニアヌス帝の墓所であった町スプリットを訪れる。その後この旅では、一番の名所というべきドブロクニクの町を経て、プリトヴィッツエ国立公園を歩き、スロベニアの首都リュブリャーナを観光。ザルツブルグを経て再びミュンヘンに戻る。この間移動はすべて、観光バス。コストを押さえるためであろうが、ミュンヘン―ドブロクニク間、直線距離にして800キロを往還するといういささか強行軍。移動時間が長くて、観光時間に余裕がない感じである。
 アドリア海沿いの街は、ヴェネチアの影響下にあったためか、ほぼ似たような雰囲気である。ただ、リュブリャーナはウィーンを小さくしたようなこじんまりした街(ハプスプブルグ帝国に属した)で、観る時間は少なかったものの、落ち着いた古都の雰囲気を漂わせ、儲けものであった。自然の観光の方は、クルカ国立公園は日本でいえば上高地のようなところである。紅葉を期待して、一番の楽しみにしていたプリトヴィッツツ国立公園は、前日に雪が降り始め、積雪していて残念ながら充分に景色を堪能することが出来なかった。肝心のところで天候に恵まれずというところである。ポストイナ鍾乳洞は確かに一見の価値があった。
 今回はツアー旅行にかかわらず、何回かツアーから外れて独自に観光させてもらった。本当は許されないことであるが、今回は種々の条件が重なって特認してもらった。まずは、観光バスをシベニクの街近くで降ろしてもらい、同行者と4人でこの街を歩いて観光した。見終わって、宿泊ホテルへ行くのにはタクシーではなく路線バスに乗ったのだが、宿泊ホテルの前でバスを止めてくれた。ガイドさんからは運転手に声をかければよいとは聞いてはいたが、本当に路線バスがバスストップ以外で親切にも止まってくれたのである。車掌にこのホテルへ行きたいと(英語である)言ったら解った、教えてやるとのこと。不安になって何回か確認したのだが、解ったというばかり。いささか不安であったが、ちゃんと降ろしてくれた。
 ドロギールでは、是非城壁を歩きたかったから、これもみんなからはぐれて(?)、城壁を歩いた。上から見る、海の景色も、市外の光景もよかった。もう少し時間が欲しかったくらいである。
 今回の旅行地は、旧ユーゴスラビアが分裂した国である。スロベニアはユーロ圏に入っていないし、地政学的な要因からクロアチアの中に、ボスニア・ヘルツゴビナの領土が貫入してきている。それらの国境では検問所があり入国手続きが必要だ。列車での経験はあるが、バスでの越境は初めてである。大体はフリー・パスとのことであるが、一箇所ではバスを降ろされ、国境を歩かされた。またある箇所では、係官も心得たもので、運転手やガイドは無視して、乗客だけパスポートの検印を押してくれるというサービス振りであった。

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ブレット湖

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ポストイナ鍾乳洞

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クルカ国立公園

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ドロギール

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シベニク

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シベニク市街

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スプリット

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ドブロクニク

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ドブロクニク城壁からの眺望

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ドブロクニク城壁から市内を望む

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プリトヴィッツエ国立公園

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リュブリャーナ

2011年12月20日 (火)

ジョン・ロー『貨幣と商業』をHPにアップしました

 

いやーアップするのに、時間がかかりました。肝心の翻訳を含む吉田の本が近くの図書館になく、他の参考書から読み始めたせいか、はたまた参考書にほとんど所蔵本がなく、ノートを取った手間のためか。あるいは、だんだん呆けて来たのか。「ロー・システム」についても冗長に過ぎた。反省。
 Webcatで見ると、本書の初版2冊、1750年版、60年が各4冊大学図書館に所蔵されている。余り市場では観たことはない。今、自分の探求書のコピーを探してみたら、バーナード・クオリッチのカタログ(1998年)に、初版が1,500ポンドで出ていた。その上のラウンハルトの『経済学の数学的基礎』の初版が、3,500ポンドの値が付いているから、この値付けは非常に安いように思う(コピー自体はラウンハルトの本のために取って置いたもの)。もっとも、“Working copy only”と記載してあるからコンデションは悪いのだろう。

2011年11月22日 (火)

ステュアート『経済の原理』を買いました

以前からネット上にステュアート『経済の原理』初版が出ているのを目にしていた。値段が安いにもかかわらず、売れないのかここ何年かネットのサイバーカタログに残ったままである。このところ、円が急騰したので、買えない範囲ではない価格帯(日本円で)に入って来た。今年はそれほど高い本も買っていないので、買えるかも知れないと思い、コンディションを確かめるため、本屋に写真を送ってもらうことにした。Ex-libraryであることは、明記されていたが、革で装丁し直したようで、紙の状態もそれほど悪くないように思われた。
 欲しいが、やはりそれでも高い買い物(今迄買った中で最高)になるので、決心がつかない。愚妻に話したら、こんなふうに相談するときは、止めても無駄だと悟っているのか、一言「買うのなら値切りや」と、のたまわった。そうか、値切るか。取りあえずメールで交渉したら、先方も直ぐには決断できぬのか、数日後に返事してきた。こちらは、郵送費くらいかと思っていたのだが、1割以上ディスカウントした上、郵送料無料との事。早速買うと返事をした。
 この本もまたまた、シカゴ大学の旧蔵書である、タイトル・ページに目打ちで、図書館名が入っている。わがサイトのどれかの本の紹介でも書いたと記憶するが、この大学の旧蔵書を何冊か私蔵している。それも、稀覯書に入る部類ばかりである。この図書館は重複書を一部放出したのであろうか。こちらも、金がなく安い本ばかりを漁っているので、自然と同図書館の旧蔵書が集まってくるのだろうか。図書館旧蔵書といってもドイツの稀覯本は、ほとんど図書館旧蔵書しか入手できないような印象である(戦災を受けたせいか)。それとの比較でいえば、英語稀覯本の図書館旧蔵書は奇麗で、値段も安いように思う。
 この本の翻訳書も古書市場で高いが、入手して少しずつでも、読んでみるかと考えている。ともあれ、しばらくは節約生活である。

Steuart

2011年11月 6日 (日)

H23年京都秋の古本まつり

 今年も、百万遍の秋の古本祭りに行ってきた。例年と異なるのは、退職後恒例となった初日ではなく、3日目の10月31日に行ったこと。文化の日から始まると思い込みがあって、気がついたら既に始まっていたのだ。しかし、獲物は却って普段より多かった。初日必ずしも吉ならずか。特段の稀覯書ではないが、3冊500円の特価コーナーで、お買い得本を何冊か入手出来た。
宇沢弘文 『ヴェブレン』
フーリエ 『四運動の理論 上・下』
シュルツ 『不安定経済における農業』
水田洋 『近代人の形成』
キャンベル 『中世の産業革命』 等である。どうも、これらは、京大の農業経済の先生の旧蔵書のように思われる。多数の農業関係本に交じって、一般経済書が散見されるのを拾って行ったものである。数年前も、同じような農業経済の蔵書処分の中から「初期イギリス経済古典選集」を数冊安くで手に入れたことがある。その他別の書店で、古書価の高い、柴田敬『新経済論理』を、これも均一本の棚に見つけ、既に所蔵しているが、つい安いので買ってしまう。
 荷物が多くなったので、一旦預けるべく、「本部」に行く。応対してくれたのは親切な若い人であったが、なんとはなしに見覚えがある、I古本店の息子さんではないかと思う。この店(まんが本に強い)では未だ買ったことはないが、古本祭りには毎回家族総出で商売されており、昔からお子さん達は、年数回見るとはなしに、目にしている。他人の子供はたまにしか見かけないから、その成長に驚かされる。チャリティの本の「せり」も宰領されているのも見たが、なかなか手際もよく、古本屋を継いで(手伝って?)おられるようである。
 手ぶらとなって、ビラで見た「臨川書房」の売り出しに向かう。古本祭りの会期に併せて、近くにある店舗で一般古書を売っているとのことである。以前、この本屋さんが「古本まつり」に出店しているときは、いい本が安く出ており、開店前からこの本屋の前に多くの人が集まっていた。みなさんよく知っているのですね。しかし、今回の店売りは数が少なく期待外れ、何も買わずに帰る。
 まだ時間は早いし、当日は週日でもあったので、以前から気に掛かっていた私蔵のシュンペーター書簡が『書簡集』に載っているか確認のため、隣の京大経済学部図書館に行くことにする。閲覧すると、ドイツ語のこの本には、ストルパーの私蔵書簡は載っていなかったことが判明。この本には、見返しに「極東書房」のゴム印が押してあった。小生は不敏にして知らなかったが、この書店は大学等に洋書を収めているようである。最近、ネットで知って洋古書の問い合わせをしたら、買ってもいないのに、その後カタログを送って来てくれている。感謝。

2011年10月30日 (日)

コンドルセ『人間精神進歩史素描』をHPにアップしました

 

ネッケルのつながりで、コンドルセを取り上げました。どうも、フランス革命史上の人物は面白い。元々の歴史好きもあって、書籍本体より著者を調べる方に淫しがちになる。ただし、珍しくも著者略伝だけを「工事中」として月半ばにアップしたのは、旅行で飛行機に乗る為に、験を担いだもの。サイモン・ニューカムではないが、あんな重いものが宙に浮くことには不信があります。
 大体本文は旅行前に完成していて、帰国後見直しても、それほど修正は必要なかった(旅行の写真はブログの「おでかけ」に載せるつもり)。ほぼ元どうりである。この本は安く買えました。市価の1-2割というところか。このところ古い本ばかりを取り上げています。

2011年9月30日 (金)

ネッケル『立法および穀物取引論』他をHPにアップしました

 

本の他に、ネッケルの書簡とサインを該当ページにアップしました。
 こうやってHPに上げるために調べ出して、初めて購入した本をじっくり「見る」ことになります。仏文は読めないながら、参考書に引用されている該当頁を開いたり、機械翻訳の力を借りて目次だけでも理解しようとします。こうして今回も貼付されている自筆書簡を眺めているうちに、書簡紙に「すかし」が入っているのを見つけました。こんな訳でHPに上げる本は最近入手した本が先になりがちです。近頃は「前古典派」か「19世紀本」ばかりが続いています。最近の本も取り上げねばというより、調べなくてはとは思うのですが、ついつい後回しになる。
 もうひとつ、古い本の著者は歴史上の人物が多いので、これを調べる楽しみもあります。今回のネッケルもフランス革命史上の人物です。ミシュレの本以来フランス革命関連本は、折に触れて読んでいるはずですが、すっかり詳細を忘れてしまっています。年のせいですね。それでも、寄道して関連の歴史書を読むのが面白く、そちらに時間を取られます。

2011年8月30日 (火)

ヴィーザー『経済的価値の本源と主要法則』と『自然価値論』をHPにアップしました

 現在売りに出ている、二つの本の書価をみると、『本源と主要法則』が$3,600,『自然価値論』が$2,200くらいである。両書とも日本の書店からかなり安く入手できた。稀覯度は前者が上だろう。そこで、『本源と主要法則』について書くつもりで調べ始めたが、たまたま県立図書館に『自然価値論』の訳本(この古書価も驚くほど高価)があったので、内容も似ているため、二つの本をまとめて説明した。
 訳本は読みにくく、内容も限界効用と全部効用の説明など現在から見ると首をひねる説明もある。ヴィーザーは現在はあまりはやらぬ経済学者のようですが、邦語の参考文献が多いのに助けられ、取りあげてみました。関連文献を寄り道して拾い読みするのも、楽しいものでした。

2011年8月25日 (木)

今年の京都「下鴨納涼古本まつり」

 今年も京都古書研究会「下鴨納涼古本まつり」へ行って来た。いつもは拙宅(滋賀県草津市)からのアクセスは、JR京都駅から市バスであるが、市バスは遅いので、今回はJR山科駅下車、地下鉄東西線、三条京阪から京阪電車で行った。断然早い。
 11日の初日であったので、いつもながら常連を多く見かける。東京に居住していた時は古書会館の古書展へも度々通ったが、常連を認めるまでには至らなかった。東京在住期間が短かったせいで顔を覚えきらなかったせいか、あるいは京都のマーケットが狭いせいであろうか。
 まず、100円本コーナーで開催を待つ。開始時間が近づくにつれて混雑する。これも例年どおり待ち切れず、フライングで時間前に雨よけカバーをめくる人が出る。ここでは、メーリング『カール・マルクス その生涯の歴史』他3冊を買う。近くの住人で、開催中毎日このコーナーだけを漁りに来るという人と談笑、獲物を見せ合う。
 後は、「松宮書店」をまず探す。この店は大阪の本屋である。最近まであった難波の店は、そう品揃えが良かったと思えぬ(ちなみに豊中の本店は数回しか行ってないが、いい本があった)が、京都の古書展では毎度200円コーナーに良い本が多く揃えられている。穴場であった臨川書店は最近出店が見られないので、この書店が個人的にはお気に入りである。人口論の本や小泉信三全集の端本を買う。後者は今、図書館から借りている本が収められているので、コピー代より安いので購入した。あとは、社会科学に強い「梁山泊」、経済関係の洋書が出ることが多い「清泉堂倉地書店」へ廻るが買ったのは各2冊程度である。全部で12冊4千円程度か。
 最近ブック・オフへ行くと、携帯でバー・コードを入力する、「せどり」業者らしき人を必ずといっていいほど見掛ける。この古書展でも、バー・コードをカメラで撮って確認している人を見た。古書展で見るのは初めてである、ついにそこまで来たかとの感である。ただし、古書展は当然「くろもの」と言われる古い本が多く、バー・コードが付いている本は少ないから、付いているものを探すのに手間取っているようで、不効率に見えた。

2011年8月 3日 (水)

ウォーレス,『古代と近代の人類の数にかんする論稿』をHPにアップしました

 やたらに長い文となってしまいました。あまり、辞典類にも紹介されることが少ないので詳しくしたと言い訳したいところですが、今後はもう少しコンパクトに纏めたいと思っております。
 この本はネット上では常に売り出されている本で、それほどの稀覯書ではありません。今、abeで探すと、$3,800~ $1,500の6本が出ています。私が購入したのはずいぶん以前ですが、$1,000でした。今ほど円高ではなかったですが、それなりに安く買えました。
 小生の買うのは大体こんな風で、安くてコンデションもそれほど悪くないものを気長に探して買います。もちろん何年かに一回現れる本は無理して買いますが、それも15万円以上の本を買わないことを目安としています。ネットでの購入を開始してから13年程になりますが、この目安以上の価格で買ったことは、1年に1回もありません。安もの買いの銭失いの例でしょうか。今後は一年に一冊でも、選び抜いて高価でも貴重な本を買いたいのですが、そうなれば買う楽しみが薄れ、思案のしどころです。嫁さんには、いいかげん始末を考えてと言われているのですが。